謎の制服おかっぱ集団”「アバンギャルディ」といえば、アメリカでも話題沸騰中ですよね。2023年のアメリカのオーディション番組『America’s Got Talent』をきっかけに、世界で活躍するパフォーマンス集団となりました。そんなアバンギャルディですが、一部で「気持ち悪い」と言われているようなのです。今回は、アバンギャルディが気持ち悪いといわれる理由について、調査しました。
アバンギャルディが気持ち悪いといわれる理由は？
ダンスグループ「アバンギャルディ」は、独特の制服おかっぱ集団で、これまでにないパフォーマンスで注目を集めていますよね。世界で高く評価される一方、一部では「気持ち悪い」という感想を持つ人もいるようです。ユニークなビジュアルと、昭和歌謡曲ダンスで、一躍有名になったアバンギャルディ。特に、海外のオーディション番組に出演し、その名は世界に知れ渡るようになりました。「気持ち悪い」という感想は、人によってとらえ方が異なるので、一概に否定することはできません。その「気持ち悪さ」が、アバンギャルディの面白さや魅力に繋がっているのもありますね。制服おかっぱのスタイルは、プロデューサーのakaneさんが「昭和歌謡曲の雰囲気を出すため」と決定したそうです。最初は抵抗があったメンバーもいたようですが、だんだん定着し、独特の世界観を作り上げています。そんなアバンギャルディが「気持ち悪い」と言われる理由を、見ていきましょう。
理由①ダンスがシンクロしすぎている
アバンギャルディが気持ち悪いと言われる理由1つ目は、ダンスがシンクロしすぎているからです。バブリーダンスのように、激しいダンスをキレッキレに踊る姿は、かなり好みが分かれるところでしょう。あまりにも揃いすぎているため、クローンがいるような、どこか不気味な感じがあるようですね。ここまでダンスがそろうのは、それだけ皆のスキルが素晴らしいからですが・・・。同じ格好をした団体が同じ動きを完璧に揃えているため、まるで1人の人間が踊っているかのような錯覚を覚えます。圧倒的な迫力を持つパフォーマンスに、思わず見入ってしまいますね。ダンスの振り付けも奇抜なものが多く、観るものを飽きさせないユニークな動きが魅力です。その奇抜さゆえに、「気持ち悪い」と感じる人もいるのは、仕方ないでしょう。
理由②全員がおかっぱ頭で無表情
アバンギャルディが気持ち悪いと言われる理由2つ目は、全員がおかっぱ頭で無表情だからです。目を見開いてひたすら無表情で踊る姿が、「気持ち悪い」と言われてしまうようです。たしかに、人間みがないというか、無機質な怖さを感じる気がします。全員が同じヘアスタイルで無表情で踊る姿は、なかなか怖いですが、これがクセになるというファンも多いようです。振り付けはakaneさんが担当していますが、インタビューで、「カッコイイとか可愛いというよりは、「見たことがない」「面白い」「気色悪い」と思ってもらうことを意識している。」と話していました。同じ格好をした人間が同じ動きをすることで、気持ち悪さや面白さ、奇抜さを印象付けることになりますね。akaneさんは、非日常的な感覚を印象付けるために、衣装も制服で統一したそうですよ。気持ち悪さを感じさせるほど、人間離れしたダンスが完成したということでしょう。
理由③顔芸がすごい
アバンギャルディが気持ち悪いと言われる理由3つ目は、顔芸がすごいからです。アバンギャルディは、キレッキレのダンスを踊っていますが、終始無表情なんですね。そんな中でも、時折入れる顔芸もすごいと話題になっています。なんと、アバンギャルディの顔芸は、ものまねタレントのコロッケさん直伝！このキレキレダンスと、時折見せる顔芸が面白いというギャップを感じますね。
理由④おかっぱ集団が怖い
アバンギャルディが気持ち悪いと言われる理由4つ目は、大量のおかっぱ集団だからです。普通に考えて、おかっぱ頭で同じ制服を着た女の子が17人もいると、単純に怖いですよね。みんな同じ顔に見えますよし、クローンが大量発生しているような錯覚に陥ります。ただ、これはアバンギャルディのコンセプトですし、「気持ち悪い」「怖い」と思われるのが狙いでもあります。アメリカのオーディション番組に出演した際も、そのシンクロっぷりが話題になり、日本特有の団体行動のようなパフォーマンスも連想されましたね。日本人ならではの動き、アバンギャルディのダンスは釘付けになってしまう人が続出しています。
アバンギャルディのダンスの実力を解説
アバンギャルディのダンスは、国内外で高く評価されています。「アバンギャルディ」とは、バブリーダンスで有名な振付師・akaneさんがプロデュースしたダンスグループです。2022年に結成し、メンバーは17名います。あの登美丘高校ダンス部出身者も多く、皆キレッキレのダンスを踊っていますね。大阪を拠点に活動しており、おかっぱ頭に制服姿という奇抜な恰好で、一糸乱れぬダンスを披露しています。TikTokやインスタグラムで広まり、いまや世界中で話題となりました。2023年には米人気オーディション番組「America’s Got Talent（アメリカズ・ゴット・タレント）」で、決勝に進出。日本人が進出したのは10年ぶりの快挙でした。審査員の方々も、「大和魂を感じる」「いろいろな予想を超えてきた」「見たことのない奇妙さだった」「君たちの演技は他で見たことがない」と、高く評価していました。
「THE DANCE DAY」への出場
結成当初から高い目標を掲げており、ダンス界の登竜門であるダンス大会番組「THE DANCE DAY」への出場を目指していました。その結果、見事2023年の決勝大会に進出しています。惜しくも優勝には至りませんでしたが、昭和の歌謡曲にのせた独特のダンスで、多くの観客を魅了していました。さらに、紅白歌合戦ではYOASOBIのステージに登場したり、CMにも出演したり、メディアで見る機会が増えています。
まとめ
今回は、アバンギャルディが気持ち悪いといわれる理由について、紹介しました。アバンギャルディは全員がおなじおかっぱ・制服という見た目に、シンクロ率100％のダンスを踊るため、どこか不気味さを感じてしまう人が多いようです。しかし、この癖になるような見た目がアバンギャルディの見た目で、国内外でも高く評価されています。
