この記事では、メットガラとは何か、参加条件はあるのかを解説します。メットガラというイベントを聞いたことがあったり、好きなモデルや歌手が出席したことがあったりしても「メットガラとは何?」という部分までは意外と、知られていないのではないでしょうか。メットガラは、多くの日本人が出席したこともある大規模なファッションのチャリティー祭典。『VOGUE』の名誉編集長アナ・ウィンターが中心となって、長年主宰されてきました。参加条件や歴代の日本人出席者をまとめてみましょう。

メットガラとは?

メットガラは、毎年5月の第一月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれるファッションの祭典です。同美術館内のコスチューム・インスティテュートが行う展覧会のオープニングイベントにあたり、セレブやデザイナーが一堂に会します。「ファッション界のアカデミー賞」とも評され、展覧会のテーマに沿ったドレスコードで着飾った姿が世界中で報じられます。収益は同部門の活動資金になるため、華やかなパーティーであると同時にチャリティーイベントでもあります。

歴史

メットガラの起源は1947年にさかのぼり、NYファッションウィークの創設者エレノア・ランバートが発案しました。目的は、メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートへの資金集めでした。当初は業界関係者が集う比較的こぢんまりした夜会で、現在のような世界的な注目を集めるイベントではなかったそうです。アナ・ウィンターが運営を担うようになり、以降、映画スターやミュージシャン、スポーツ選手など業界外のセレブが加わっていったのです。

アナ・ウィンターとは

アナ・ウィンターとはメットガラの主催者で、VOGUEの編集長を長く務めた人物です。彼女の招待がなければ出席できず、毎年選ばれる共同ホストの人選にも、アナ・ウィンターが関わっているんですよ。現在は出版社コンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサーをしていて、メットガラの主催は続けています。彼女自身もホストを務めることがありますよ。

参考:Precious.jp

メットガラの参加条件

メットガラの参加条件は、完全招待生であること。一般のチケット販売がなく、お金を払えば誰でも出られるわけではありません。完全招待制で、出席者の最終決定権を持つアナ・ウィンターの招待がなければ、資金があっても出席できないのです。実際には、ブランドやメディア企業がテーブルを購入し、そこに誰を座らせるかをウィンターの承認のもとで決める形が一般的だそうですよ。

メットガラのチケット代

メットガラに参加する費用は高額で、個人参加は1枚5万ドル(約665万円)、10人用のテーブル席は30万ドル(約3990万円)からとされていました。その後も値上がりしているとの報道があります。テーブルを購入する著名人やデザイナーは、メディア露出の機会と引き換えに出席することが多いそうで、スポンサー企業にとっては大きな宣伝の場になっているのだとか。

歴代の日本人出席者

メットガラには、歴代多くの日本人も出席してきました。出席のみならず、ホストを務めたことのある日本人も。イベントの共同議としてアナ・ウィンターとともに式典を率い、イベントを象徴する役割を担う著名人やトップスターがホストを務めていますから、日本人が選出されたというのは誇らしいことですね。では、日本からの歴代出席者を見てみましょう。

参考:VOGUE JAPAN

福島リラ

モデルや俳優として活躍する福島リラさんは、2017年にメットガラに出席しました。ルイ・ヴィトンのラッフルドレスを着て、米国版『VOGUE』のウェブ記事で「東京のイットガールがボブヘアをメットガラ仕様に変身させる方法」として取り上げられたことで注目されましたよ。ミニドレスをクールに着こなし、迫力あるアジアンビューティーを見せつけましたね。

森星

モデルの森星さんは、2018年と2019年に2年連続でメットガラに出席しています。「心に余裕をもって、ドレスのフィッティングやヘアメイクの打ち合わせができた」と語り、モデルとしてだけでなくメットガラ出席者としての貫禄を見せました。ヘアメイク中からリラックスしていたそうで、遊び心のあるヘアメイクが印象的でしたね。

小林直己

小林直己さんは、2019年のメットガラに出席しています。アリシア・ヴィキャンデルらとともに主演を務めるNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』が配信間近で、世界的にも注目されていた小林さん。メトロポリタン美術館内のパーティーでは、当時の『VOGUE』最高業務責任者であったスーザン D. プレーガマンさんと同じテーブルだったのだそうですよ。

大坂なおみ

日本でも著名なテニスプレイヤーの大坂なおみさんは、メットガラの共同ホストを務めたことがある唯一の日本人です。2021年、ティモシー・シャラメ、ビリー・アイリッシュ、アマンダ・ゴーマンと一緒に共同ホストを務めています。2026年には2回目の出席を果たし、150時間もの制作時間がかけられたというルイ・ヴィトンのドレスを身にまといました。

アンナ・サワイ

アンナ・サワイさんは、2025年のメットガラに出席しました。ドラマ『SHOGUN 将軍』で2024年の賞レースを席巻し、日本でも話題になった俳優の1人でしたよね。自身がアンバサダーを務めるディオールのホワイトスーツを着用したアンナ・サワイさん。艶めく黒髪と凛としたメイクが映える、まさに日本の美を象徴するようないでたちでした。

水原希子

水原希子さんは、2017年と2025年のメットガラに出席しました。メットガラ2025の開催を記念して、『VOGUE JAPAN』2025年6月号でカバーを飾っています。このときのテーマは「ザ・ダンディ」。誌面では華やかなダンディ・ルックを披露しました。アメリカと韓国のハーフだという水原希子さんは、煌びやかな美しさと強い目力が印象的ですよね。

中田英寿

元プロサッカー選手の中田英寿さんは、2017年のメットガラに出席しています。デザイナーのニコラ・ジェスキエールさんや俳優のジェニファー・コネリーさんと談笑する姿が目撃され、世界中で評価されたサッカー選手の存在感を見せつけました。このときのメットガラは、コム デ ギャルソンのデザイナー、川久保玲のレガシーを称える内容で、アバンギャルドな衣装に身を包んだセレブリティが多数出席したそうですよ。

まとめ

メットガラとは何か、どんな参加条件があるのか調べてみました。メットガラの参加条件は、主宰のアナ・ウィンターさんに招待されること。そのたった1つの条件をクリアしなければ、メットガラに出席することはできません。これまで出席してきた日本人たちは、その年の展覧会テーマやドレスコードに合わせた装いでレッドカーペットに登場し、イベント最大の注目を集めてきました。ファッションに興味のある人は、ぜひメットガラでのヘアメイクやテーマに注目しながら、見てみてくださいね。

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