2022年9月19日イギリスでエリザベス女王の国葬が行われました。日本からは天皇皇后両陛下は6列目に参列。
天皇陛下が6列目というのは妥当な席順なんでしょうか。
また、どういう順番で席順が決められたのか気になりませんか。
この記事では、イギリスのエリザベス女王の国葬参列者の席順のルールと、日本の天皇皇后両陛下の席順の6列目は妥当なのか調査していきたいと思います。
どうぞごゆっくりご覧ください。
エリザベス女王の国葬
2022年9月8日に96歳で亡くなったエリザベス女王の国葬が、2022年9月19日午前11時(日本時間同午後7時)からロンドンのウィストミンスター寺院で執り行われました。
棺に近い最前列には、チャールズ国王や親族が並び、中央には英連邦諸国の参列者、ひつぎを挟んで向かい側には各国王室からの参列者、その6列目が日本の天皇皇后両陛下の席となりました。
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エリザベス女王の国葬参列者の席順のルール!
国葬参列者の席順はどのようにして決まっているのでしょうか。
エリザベス女王の国葬参列者の席順のルールは、
先任者優先(在位や任期の長い順)
となっています。
国の大小、国同士の関係性、地位・ポストに関わらず、任期の長さで決まります。
先任者優先というのは、外交上の礼儀として決められていて、基本的に例外はありません。このルールに従うことで無駄な争いや無礼を避けることができます。
今回のエリザベス女王の国葬の場合は、この順番になります。
- 親族 (イギリス王族)
- 親戚 (イギリス連邦加盟国の代表)
- 国王 (天皇陛下等)
- 大統領 (王室が無い国の国家元首)
- 首相・外相 (行政の代表)
こういった国交の場では、世界共通のルールが定められており、争いにならないような取り決めがあるんですね。
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国葬席順天皇皇后両陛下の席順6列目は妥当!
今回日本から参加した天皇皇后両陛下は、前から6列目の席でした。
現在の天皇陛下は2019年3月に即位されていて在任約3年になります。
つまり、席順が6列目というのは妥当な判断だと思います。
ちなみに一番前に座っていたデンマークの女王は在任50年のようですので納得です。
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国葬席順バイデン大統領が14列目は妥当?
エリザベス女王の国葬で、アメリカのバイデン大統領の席は天皇陛下よりも後ろの14列目でした。
イギリスは、アメリカを「特別な関係」と位置づけていて最前列の席になるという報道もありましたが、結果は14列目とかなり後ろでした。
国葬においては、「特別扱いはされなかった」と一部メディアでは報道されました。
しかし14列目のかなり後ろの席になってしまった理由としては、違う事情があったようです。
その理由というのが会場までの交通手段です。
今回の国葬には各国の要人500人を含む2000人が参加。警備と道路規制の関係で、天皇陛下を含む各国の要人は乗合のシャトルバスに乗車。
そんな中、バイデン大統領はセキュリティの理由から大統領専用リムジン「ビースト」での到着を認められています。乗合のシャトルバスとは違うスケジュールで動いていたため着席しやすい後ろの席を用意されたということです。
つまり、各国の要人とは違って任期の長さで席が決まったわけでなくバイデン大統領は特別扱いで14列目になったんですね。
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エリザベス女王の国葬参列者一覧
今回のエリザベス女王の国葬に参列していた主要な国々の代表の一覧です。
- 天皇、皇后両陛下
- バイデン大統領夫妻(米国)
- フィリップ国王夫妻(ベルギー)
- ウィレムアレクサンダー国王夫妻(オランダ)
- フェリペ6世国王夫妻(スペイン)
- カール16世グスタフ国王夫妻(スウェーデン)
- マルグレーテ2世女王(デンマーク)
- ハラルド5世国王夫妻(ノルウェー)
- ハマド国王(バーレーン)
- ワンチュク国王(ブータン)
- フォンデアライエン欧州委員長(欧州連合=EU)
- シュタインマイヤー大統領(ドイツ)
- マクロン大統領(フランス)
- マッタレッラ大統領(イタリア)
- トルドー首相(カナダ)
- アルバニージー首相(オーストラリア)
- アーダン首相(ニュージーランド)
- 尹錫悦大統領(韓国)
- ボルソナロ大統領(ブラジル)
- 王岐山国家副主席(中国)
- オレナ・ゼレンスキー大統領夫人(ウクライナ)
引用先:日刊スポーツ
各国の国王や大統領が集結しています。無事に開催が出来て良かったですね。
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まとめ
エリザベス女王の国葬参列者の席順のルール!天皇6列目は妥当?
についてまとめました。
国葬に限らず、外交の場では順番についてのルールが決まっています。
そのため、天皇陛下が6列目の参列だったことについてもルール通りの順番でした。
過去の経験から、世界においてもこういったルールが定められているのでしょう。
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